日本では有名な自動車メーカーが多く、そういったメーカーから年々新型モデルがリリースされ続けています。
新型のリリース時期に合わせて、古くなった自動車を売却するオーナーも多く、そういった車を売るときになるべく高く売却する方法として真っ先に思いつくのが、買取前に良い状態にして査定を受けることです。
車を売る際には、中古車取り扱いディーラーなどで査定を受けるのですが、その前にあらかじめ外装の掃除や修理をしたりすることによって、業者の買取査定のときに好印象を与え通常よりも高い値段で売却することが出来ます。
また外装だけでなく内装の掃除をしたりすることによっても、査定のときの評価額が上がる場合があります。
このように内装や外装のメンテナンスをしっかりと行うことによって、売却時の査定額が上がります。
掃除ならば素人でも簡単に出来ますが、外装の傷やへこみは素人ではどうにもならないケースも多いので、念のために修理業者に依頼してメンテナンスをしておけば、最高のコンディションにすることができその分売却値段の高さに反映します。
普段から手入れやメンテナンスをしっかりと行いながら大切に乗っている場合には、そのままでも車を売るときの査定価格が高くなることもあるのです。
参考:車売るならどこがいい
車を売るなら掃除が重要
私は今までに何度か車を売ったたことがありますが、その殆どが下取りにして新しいのを買うというものでした。
やはり、車を売る前には少しでもよく見せる努力はした方がいいと思います。
私は若い頃、父からもらったベンツに少しだけ乗っていた時期があります。
1ヶ月に一回とかそれ以上乗らないこともあって、あまり車に良くないことをしていたと思います。
その頃も親に、たまにエンジンかけておいた方がいいよと言われていたのですが、なかなか時間がなくて乗れない時期でしたので、あまり守れませんでした。
久しぶりにエンジンをかけようと思うと、バッテリーがあがってしまい、かからないなんてこともよくありました。
ただでさえ、それまで乗っていた国産よりベンツの方が細かい故障も多かったし、故障すると修理費は国産の2倍以上かかります。
悪循環で、なかなか乗らなくなってしまいました。
それでも、乗り心地は良かったし、何より内装も豪華で重厚感もあり大好きな車だったのですが、その後、私が海外に一年ほど行くことになり、維持費のことを考えたり、誰も乗らないことを考えると売った方がいいということになりました。
その頃、いくつか故障が不安な所があったのですが、そのまま売ってしまうのではなく、車内もきれいに掃除し、状態を良くして車を売るように親に指摘されました。
指摘されたことを心がけて売却するようにしました。
査定のことを考えると、そのようにした方が良いと私も思います。
車を売る買取業者での注意点
車を売るときには、絶対に1つの買取業者で売却を決めてはいけません。
なぜなら、買取業者によって、査定金額や対応が全く違うからです。
私が愛車を売ったときには、3つの買取専門業者を訪れました。
そのうち2店舗は大手買取専門店で、1店舗はスポーツカー専門の買取店です(私の車がスポーツセダンだったためです)。
1店舗めは、こぢんまりした田舎の店舗でしたが、店長さんがとても親切でした。
査定金額はまあ納得のいくもので、「今日は査定だけ」と伝えたところ、気が向いたら売りにきてね、と快く送り出してくださいました。
ところが2店舗めでは、非常に不愉快な思いをしました。
「査定だけ」と伝えたのですが、「今日決めてくれれば、~円上乗せする」「本当はこんな金額出す価値はない」といったことを延々を話され、なかなか帰らせてもらえなかったのです。
これでは、車を売る気になれませんよね。
そして3店舗目では、1店舗めの金額を伝えて査定してもらいました。
とっても時間をかけた丁寧な査定で、金額は1店舗めより数万円上乗せ。
相場より少し上、というくらいでしょうか。
わたしはそこで車を売ることを決めました。
このように、買取業者と言っても、査定金額も対応も全く違います。
お世話になった愛車とのお別れですから、納得して気持ちよく売却したいですよね。
そのためにも、買取専門業者はひとつだけではなく、複数行ってみることをおすすめします。